近日中に画像を掲載してより学びやすくします🎵
大腿四頭筋
大腿直筋
項目 | 内容 |
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起始 | 腸骨:下前腸骨棘 寛骨:寛骨臼上縁 |
停止 | 脛骨:膝蓋靭帯のなり脛骨粗面 |
作用 | 膝関節:伸展 股関節:屈曲 |
支配神経 | 大腿神経(L2~L4) |
栄養血管 | 大腿動脈 |
特徴 | 大腿前面に位置する強力な筋肉で膝をまっすぐにする働きがある 大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋で構成 大腿直筋のみ二関節筋 大腿四頭筋の中で最も主力的な筋 抗重力筋 |
日常生活動作 | 膝をまっすぐにして、股関節を屈曲させる 歩行の際、足を上げるために重要な役割をする 正座からの立ち上がり 中腰姿勢になる 歩行・走行時の膝関節を伸ばす際に働く 階段を登るとき スポーツ動作:下肢動作、歩・走・跳・蹴などで主要な働きをする |
トレーニング | スクワット レッグプレス レッグエクステンション 椅子に座って膝を曲げ伸ばしする |
英語 | rectus femoris(レクタス フェモリス) ▶️rectusは「直筋」を意味する ▶️femorisはラテン語fe-mur「大腿」に由来 |
外側広筋
項目 | 内容 |
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起始 | 大腿骨:大転子基部 大腿骨:粗線外側唇 |
停止 | 膝蓋骨:外側もしくは上縁 脛骨:脛骨粗面 |
作用 | 膝関節:伸展 |
支配神経 | 大腿神経(L2~L4) |
栄養血管 | 大腿動脈 |
特徴 | 太ももの前外部の筋肉部分 歩行時などで膝をまっすぐ保つ働きがある 大腿前面に位置する強力な筋肉で膝をまっすぐにする働きがある 大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋で構成 扁平な筋肉 大腿四頭筋の中で最も面積の大きな筋肉 抗重力筋 単関節筋 |
日常生活動作 | 股関節の安定を保ち、膝をまっすぐにさせる 正座からの立ち上がり 歩行・走行時の膝関節を伸ばす際に働く 階段を登るとき 座る動作などで下肢の動きをコントロールする助けをする スポーツ動作:下肢動作、歩・走・跳・蹴などで主要な働きをする |
トレーニング | スクワット レッグプレス レッグエクステンション 椅子に座って膝を曲げ伸ばしする |
英語 | vastus lateralis(ブェスタス ラテラリス) ▶️vastはラテン語vastus「広大な、空の」に由来 ▶️lateraalisは英語lateral「横の、側面の」と関連付けられる |
内側広筋
項目 | 内容 |
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起始 | 大腿骨:転子間線下部 大腿骨:粗線内側唇 |
停止 | 膝蓋骨:上縁および内側縁 脛骨:脛骨粗面 |
作用 | 膝関節:伸展(僅かに内旋) |
支配神経 | 大腿神経(L2~L4) |
栄養血管 | 大腿動脈 |
特徴 | 大腿前面に位置する強力な筋肉で膝をまっすぐにする働きがある 大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋で構成 股関節屈曲時には大腿直筋の長さが短くなるため膝関節の伸展としての働きは弱まる 動作時に収縮することが多い 抗重力筋 単関節筋 |
日常生活動作 | 大腿四頭筋が膝関節、大殿筋が股関節にともに作用して身体を持ち上げる 正座からの立ち上がり 座る時に腰の下ろすスピードをコントロール 歩行・走行時の膝関節を伸ばす際に働く 階段を登るとき スポーツ動作:下肢動作、歩・走・跳・蹴などで主要な働きをする |
トレーニング | スクワット レッグプレス レッグエクステンション 椅子に座って膝を曲げ伸ばしする |
英語 | vastus medialis(ブェスタス ミディアリス) ▶️vastはラテン語vastus「広大な、空の」に由来 ▶️medialisは英語medial「中間の、中央の」と関連付けられる |
中間広筋
項目 | 内容 |
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起始 | 大腿骨:大腿骨体上部前面 |
停止 | 膝蓋骨:膝蓋骨の底 脛骨:脛骨粗面 |
作用 | 膝関節:伸展 |
支配神経 | 大腿神経(L2~L4) |
栄養血管 | 大腿動脈 |
特徴 | 大腿前面に位置する強力な筋肉で膝をまっすぐにする働きがある 大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋で構成 股関節屈曲時には大腿直筋の長さが短くなるため膝関節の伸展としての働きは弱まる 大腿四頭筋の中間の位置する 大腿直筋の深層に位置する 抗重力筋 単関節筋 |
日常生活動作 | 正座からの立ち上がり 歩行・走行時の膝関節を伸ばす際に働く 階段を登るとき 股関節を安定し、膝をまっすぐ保つ働きをする 座る動作などで下肢の動きをコントロールする助けをする スポーツ動作:下肢動作、歩・走・跳・蹴などで主要な働きをする |
トレーニング | スクワット レッグプレス レッグエクステンション 椅子に座って膝を曲げ伸ばしする |
英語 | vastus intermedius(ブァスタス インターミディアス) ▶️vastはラテン語vastus「広大な、空の」に由来 ▶️intermediusは英語intermediate「中間の、介在する」と関連付けられる |
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大腿二頭筋
項目 | 内容 |
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起始 | 長頭:坐骨結節 短頭:大腿骨粗線外側唇下方1/2 |
停止 | 腓骨:腓骨頭 下腿筋膜 |
作用 | 膝関節:屈曲・屈曲時に下腿外旋 股関節:伸展 |
支配神経 | 長頭:脛骨神経(L5~S2) 短頭:総腓骨神経(L4~S1) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 別名「外側ハムストリングス」とも呼ばれている 大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3つを合わせてハムストリングスと呼ばれるている 股関節の安定性を保ち、体幹が屈曲するのを防ぐ役割 |
日常生活動作 | 股関節の安定性を保ち、膝を曲げたり外旋させたりする 歩行時に体幹が前方に屈曲するのを防ぐ働きがある 長頭には、大腿を固定すれば骨盤を後傾させる働きがある ランニング時に、脚(遊脚側)を前へ振り戻す最後の瞬間、ブレーキをかけて、着地動作を確実に行わせる働きがある |
トレーニング | ライイング・レッグカール レッグランジ グッドモーニング |
英語 | biceps femoris(バイセップス フェモリス) ▶️bi-は「2」を意味する接頭語 ▶️cepsはラテン語のcaput「頭」 ▶️femorisはラテン語femur「大腿」から由来 |
半腱様筋
項目 | 内容 |
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起始 | 坐骨:坐骨結節内側面 |
停止 | 脛骨:脛骨粗面内側(鵞足を形成) |
作用 | 膝関節:屈曲・屈曲時に下腿内旋 股関節:伸展 |
支配神経 | 脛骨神経(L4~S2) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 細長い筋で、その下部は長い腱である 筋腹に腱画が斜めに走る場合がある 半膜様筋とを併せて「内側ハムストリングス」ともよばれる |
日常生活動作 ADL | あぐらや正座からの立ち上がり動作において膝を立てる際に働く 大腿を固定すれば骨盤を後傾させる働きがある あぐらや正座から立ち上がる動作において膝を立てる際に働く 歩行時に体幹が前方に屈曲するのを防ぐ働きがある 直立時は下腿を内旋させる ランニング時に、脚(遊脚側)を前へ振り戻す最後の瞬間、減速させ、着地動作を確実に行わせる働きがある 同時に体幹が屈曲するのを防ぐ |
トレーニング | ライイング・レッグカール グッドモーニング ケーブル・ヒップエクステンション |
英語 | semitendinosus(セミテンディノゥサス) ▶️接頭語のsemi-「半分」を意味する ▶️tendinosusはtendon「腱」に由来 |
半膜様筋
項目 | 内容 |
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起始 | 坐骨:坐骨結節 |
停止 | 脛骨:内側顆下方 |
作用 | 膝関節:屈曲・屈曲時に下腿内旋 股関節:伸展 |
支配神経 | 脛骨神経(L4~S2) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 坐骨結節から起こり、上半分は広い腱膜からなる 中半から厚い扁平な筋膜となり、脛骨内側顆の下面に停止 半腱様筋に覆われている 半腱様筋とを併せて「内側ハムストリングス」ともよばれる |
日常生活動作 ADL | 走行中、脚を前方へ踏み出す最後に減速させ、体幹を前屈するのを防ぐ 直立時に大腿を内旋させたり、大腿を固定すれば骨盤を後傾させる働きがある あぐらや正座から立ち上がる動作において膝を立てる際に働く 歩行時に体幹が前方に屈曲するのを防ぐ働きがある 直立時は下腿を内旋させる ランニング時に、脚(遊脚側)を前へ振り戻す最後の瞬間、減速させ、着地動作を確実に行わせる働きがある 同時に体幹が屈曲するのを防ぐ |
トレーニング | ライイング・レッグカール グッドモーニング ケーブル・ヒップエクステンション |
英語 | semimenmbranosus(セミメンブラノゥサス) ▶️接続語のsemi-「半分」を意味する ▶️membra-nosusは、membrane「膜」に由来 |
内転筋群
⓵恥骨筋
項目 | 内容 |
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起始 | 恥骨:恥骨上枝(恥骨櫛) |
停止 | 大腿骨:恥骨筋線 |
作用 | 股関節:内転・屈曲・外旋 |
支配神経 | 大腿神経(L2~L4) 閉鎖神経(L2~L3) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 内転筋群の中で、最も丈夫に位置する扁平な方形筋 大腰筋と長内転筋の間に挟まれ、内転筋の中で最も上部に位置する |
日常生活動作 | 腰の回転に影響する まっすぐな線上を歩く時に主に働く 真っ直ぐな線の上を歩く際に働く ダッシュをする時やサッカーのキック動作などで働く |
トレーニング | スタンディング・ケーブル・ヒップアダクション シーティッド・マシン・ヒップアブダクション ハンキング・レッグレイズ |
英語 | pectineus(ペクティニァス) ▶️ラテン語のpecten「櫛(くし)」に由来 ▶️家畜の手に入れの際に、鉄櫛に残る獣毛を連想させることから命名 |
⓶薄筋
項目 | 内容 |
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起始 | 恥骨:恥骨結合の外側 |
停止 | 脛骨:内側面(鵞足を形成) |
作用 | 股関節:内転 膝関節:屈曲 下腿:内旋 |
支配神経 | 閉鎖神経(L2~L4) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 内転筋群の中で唯一の二関節筋である 半膜様筋の前方に位置し、大腿の最内側を縦に走る細長い帯状の筋 体表層に位置し、大腿を外転するとこの筋の起始が体表から観察できる 停止腱は鵞足に加わる 大腿の内側を走る平たい帯状の筋 |
日常生活動作 ADL | 両膝を曲げて正座する時などに働く サッカーのサイドキックなどで働く |
トレーニング | ケーブル・ヒップアダクション シーティッド・マシン・ヒップアブダクション |
英語 | gracilis(グラシィリス) ▶️ラテン語gracilis「薄い、細い」に由来 |
⓷長内転筋
項目 | 内容 |
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起始 | 恥骨:恥骨結節の下方 |
停止 | 大腿骨:後面中央(内側唇の中部1/3) |
作用 | 股関節:内転・屈曲 |
支配神経 | 閉鎖神経(L2~L3) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 大腿の最も内側部を走る細長い筋 内転筋の中で最も前方に位置し、恥骨筋の下部に並走している |
日常生活動作 ADL | 大腿の引き付けおよび膝を閉じる際に働く 腰の回転にも影響する サッカーやバスケットボール、バレーボールなどで交互ステップや横移動をする際に働く |
トレーニング | オープンスタンススクワット スタンディング・ケーブル・ヒップアダクション シーティッデ・マシン・ヒップアダクション |
英語 | adductor longus(アダクター ロンガス) ▶️adductorはラテン語に由来し、「内転」を意味する ▶️longusは「長い」を意味する |
⓸短内転筋
項目 | 内容 |
---|---|
起始 | 恥骨:恥骨下枝の下部 |
停止 | 大腿骨:粗線内側唇上部1/3 |
作用 | 股関節:内転・屈曲・外旋 |
支配神経 | 閉鎖神経(L2~L3) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 扁平な三角形の筋 筋全体は大内転筋の上にかぶさる状態で、恥骨筋と長内転筋に被われている 長内転筋とともに働く |
日常生活動作 ADL | 腰の回転に影響する スポーツではバスケットボールやサッカーなどのクロスステップや横移動時に働く |
トレーニング | オープンスタンススクワット スタンディング・ケーブル・ヒップアダクション シーティッデ・マシン・ヒップアダクション |
英語 | adductor brevis(アダクター ブレブィス) ▶️adductorはラテン語に由来し、「内転筋」を意味する ▶️brevisは「短い」を意味する |
⓹大内転筋
項目 | 内容 |
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起始 | 恥骨:恥骨下枝 坐骨:坐骨枝・坐骨結節 |
停止 | 大腿骨:粗線内側唇・内側上顆(内転筋結節) |
作用 | 股関節:内転・(前部)屈曲・(後部)伸展 |
支配神経 | 閉鎖神経(L3~L4) 脛骨神経(L4~L5) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 内転筋群の中で最大の筋 ちなみに男性の内転筋群は女性よりも硬くなる傾向があるといわれている |
日常生活動作 ADL | 日常生活動作ではあまり使われず、乗馬や平泳ぎの脚の働きなどで強く働く 歩行時における軸足側の骨盤の安定性を保つ主力筋として働く |
トレーニング | オープンスタンススクワット スタンディング・ケーブル・ヒップアダクション シーティッデ・マシン・ヒップアダクション |
英語 | adductor magnus(アダクター ブレブィス) ▶️adductorはラテン語に由来し、「内転筋」を意味する ▶️magnusはラテン語で「大きな」を意味する |
⓺小内転筋
⓻外閉鎖筋
項目 | 内容 |
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起始 | 寛骨:閉鎖膜外面とそのまわり |
停止 | 大腿骨:転子窩 |
作用 | 股関節:外旋・内転 |
支配神経 | 閉鎖神経(L3~L4) |
栄養血管 | 動脈 |
特徴 | 最も深層にある弱い内転筋 背側面から、下双子筋を大腿方形筋に被われる |
日常生活動作 ADL | 歩行時などで姿勢を保持する役割をしている オートバイや自転車から降りる際に片足を踏み出す際に働く 水泳の平泳のキックの動作 |
トレーニング | |
英語 | obturator externus(オブテュレイター イクスターナス) ▶️obturatorはラテン語で「閉鎖する、閉じる」に由来 ▶️externusmhaは「外側の」を意味する |
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