下腿の解剖学

筋トレ解剖学

下腿三頭筋

腓腹筋

項目内容
起始内側頭:大腿骨内側上顆
外側頭:大腿骨外側上顆
停止踵骨:踵骨隆起(停止腱はアキレス腱)
作用足関節:底屈
膝関節:屈曲
支配神経脛骨神経(S1~S2)
栄養血管動脈
特徴下腿後面にの最も浅層にある強力な筋
2頭を持ち、いわゆる「ふくらはぎ」の形を形成
足関節底屈とともに膝関節の屈曲に貢献
日常生活動作足首を伸ばし、膝の屈曲を補助し、つま先立ちなどで働く
ランニング動作や跳躍動作
高い物を取るときなどつま先立ちの際に働く
膝を曲げると、足の底屈作用は弱まる
瞬発的な短距離走やジャンプ動作が含まれる種目動作において強く働く
トレーニングカーフレイズ
シーティッド・カーフレイズ

ヒラメ筋

項目内容
起始腓骨:腓骨頭
腓骨と脛骨の間のヒラメ筋腱弓
脛骨:脛骨後面のヒラメ筋線と内側縁
停止踵骨:踵骨隆起(停止腱はアキレス腱)
作用足関節:底屈
支配神経脛骨神経(S1~S2)
栄養血管動脈
特徴腓腹筋の内・外側頭に被われてる扁平な筋
腓腹筋と併せて下腿三頭筋をなす強力な底屈筋
ヒラメ筋と腓腹筋の踵骨腱をすなわちアキレス腱は人体で最も太い最強の腱
日常生活動作足首を伸ばしたり、爪先立ちの動作時に働く
起立時の下腿を後に引き支える働きもある
高い物を取るときなどつま先立ちの際に働く
直立の時は、下腿を後ろに引いて支える働きをする
腓腹筋に比べて赤筋の割合が高く、姿勢維持や長時間起立に貢献する
トレーニングカーフレイズ
シーティッド・カーフレイズ

自重トレーニング▶️下腿三頭筋◀️

前脛骨筋

項目内容
起始脛骨:外側面
下腿骨間膜
停止内側楔状骨
第一中足骨底
作用足関節:背屈
足の内反
足底アーチの維持
支配神経深腓骨神経(L4~S1)
栄養血管動脈
特徴下腿前面にある三稜形の長い筋
足首部で腱になっている
足関節の背屈を行う筋の中では最強
下腿前面の筋で最も触診しやすい筋
日常生活動作歩行や、走行時に足が地面に強く着地するのを和らげる(過度の底屈を防ぐ)
下肢を前方に出す際に、足裏が地面に触れないように挙上する働きもある
足を前方に運ぶ際、つま先が地面を擦らないように持ち上げる働きもする
トレーニングつま先上げ運動
レッグエクステンション

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